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山形のうまいもの

ダリア|収穫時期:5月〜12月

山形県が火付け役となった
切り花「ダリア」

ダリア

“日本一ダリア園”の地元として
ダリア生産をリード

 かつては庭先や公園を彩ることが多かったダリアだが、近年は切り花として出回り、その華麗な美しさが脚光を浴びている。この人気の火付け役が、実はわが山形県なのである。
 2001年、たまたま東京・大田市場の花き担当者が川西町を訪れた際、ダリア園や庭先に咲くダリアを見て、「この花を市場で売ってみたい」と話した。地元ではこれに応え、初めて切り花のダリアを出荷。以来、置賜地域では、転作田への作付けなど本格的な産地化を進め、日本のダリア生産をリードしてきた。
 かねてから“日本一のダリア園”を有す土地だけに、球根の調達や栽培のノウハウは万全だ。露地栽培では、5月中旬〜6月下旬に球根を植え付け、8月中旬〜11月中旬に出荷。現在は、出荷期間の延長を図るため、ハウス栽培も定着している。

水あげが難しいため
出荷は花を咲かせてから

 栽培では、特に排水に気を使う。球根を定植して数週間後には発芽するため、摘心・摘蕾作業のほか、水分管理なども徹底して行う。こうして曲がりのない「まっすぐ」な、切り花を作り上げる。普通の花は蕾の状態で収穫し、咲く前に出荷するが、水あげが難しいダリアは、蕾から咲かせるのは困難だ。そのため、ダリアに限り、花が開いてから出荷するという。そして輸送時も水分を切らさぬよう切り口を水につけたまま運ぶ湿式輸送で市場に届けられる。
 山形生まれのダリアは、その美しさで県内外のブライダルシーンやパーティー会場を美しく彩っている。

DATA

主な産地

川西町・酒田市・ほか

収穫時期

5月〜12月

花言葉

移り気・華麗・優雅・威厳・不安定

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