山形んまいもの探しの旅
ペロリンが行く!
【Vol.4】笑顔のふれあいと自然の恵み・わらびに会いたくて…。
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こんにちわ、ペロリンです!今日僕は、自然がいっぱい“白い森の国”小国町の観光わらび園にやってきました。初めてのわらび採りにチャレンジするよ!
 「たぁ〜っくさん、採るペロよ〜!」と意気込んで到着した観光わらび園入り口で僕たちを出迎えたのは、開園前から道路にずら〜りと並んだ車、車、車……の列。駐車場には山形ナンバーはもちろん、宮城、新潟ナンバーの車もいっぱい止まっているよ。小国町は面積の96.3%が林野という山菜の宝庫。町内には11ヶ所も観光わらび園があって、5月中旬から7月上旬にかけてのわらびのシーズンには、県内外から訪れるた〜っくさんの人で賑わいます。

観光わらび園
▲樽口観光わらび園に到着〜!

 帽子とタオルと軍手を身に着けて、採ったわらびを入れるカゴも持って、わらび採りスタート!採りごろで、おいしいわらびの長さはだいたい30センチぐらいのものなんだって。穂先がまだ開ききっていないのが一番柔らかくておいしいんだそうです。

わらび園全景
▲わらび園全景。山焼きしてあるのがよく分かるペロね。(写真クリックで別写真頁へ

 「ペロリン、わらびは採れば採るほど出てくるんだよ。根っこで増えていくんだけど、採らないままにしておくと、出たのが育って穂先が開いてそこで終わってしまうんだ。採れば採るほど、子孫を残そうとして、負けずにニョキヨョキ出てくるんだね」「だから、育ちすぎて固くなったものを見つけたら、採らなくてもいいから踏んづけてきてね(笑)。そうすれば、そこからまた出てくるから」と、スタッフの渡辺さんと米野さんが教えてくれました。

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おいしい山形
推進機構事務局