ペロリンの山形旬情報
【Vol.29】啓翁桜
(2014年1月24日)

今回は、山形県の「啓翁桜」について紹介するペロよ!
啓翁桜

今月の旬な農産物

冬に咲く桜「啓翁桜」

啓翁桜は支那実桜と彼岸桜を交配して作られたという説が有力で、普通ですと3月下旬〜4月上旬に開花します。この桜を、気候条件をうまく利用した促成栽培で冬期に開花させています。桜は、秋になって気温が下がりだすと休眠に入ります。その後、一定の低温に当たることで準備が整い、気温が上がれば開花できる状態になって春を待ちます。あとは温室の加温により芽は動き出します。桜はてっきり春が来たと思って花を咲かせるのです。

啓翁桜の促成栽培は山形県が全国的にみても早く、昭和40年代半ばからスタートしました。また、全国で1位の生産高を上げています。


産地情報

「啓翁桜」の主な産地

主な産地は、山形市、上山市、東根市、酒田市、川西町、白鷹町などです。

収穫時期及び花言葉

収穫時期は12月中旬から3月までです。
花言葉は、「純潔」「淡白」「精神美」です。


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