ペロリンの山形旬情報
【Vol.37】食用ぎく
(2014年9月25日)

今回は、山形県の「食用ぎく」について紹介するペロよ!
食用ぎく

今月の旬な農産物

「もってのほか」が全国に知られる、山形の「食用ぎく」。

おひたしや酢の物などで食卓を賑わす食用ぎく。山形県は、食用ぎくの収穫量が全国2位(2012年)です。そのなかでも淡い紫色の「もってのほか」は数ある品種の中でも、独特の香りと風味、味の良さで『食用ぎくの横綱』と評価されています。また、最近では「やまがた伝統野菜」の一つとしても知られています。
原産地は中国。観賞用として栽培されていたイエギクから、苦みが少なく甘みがあり、香りのよいものが選抜されたものです。
黄ぎくは比較的柔らかく、色の華やかさで安定した人気があり、ハウス栽培などを導入して周年出荷を行っています。「もってのほか」は、食用ぎくの中では晩生で、収穫は10月下旬頃から。


産地情報

「食用ぎく」の主な産地

主な産地は、山形市、酒田市、米沢市、川西町、寒河江市、南陽市 ほか です。


成分表

成分表(可食部100g当たり)

○エネルギー:34kcal
○たんぱく質:1.4g
○糖質:7.3g
○繊維:1.2g
○カルシウム:22mg
○リン:29mg
○鉄:0.7mg
○ナトリウム:2mg
○カリウム:290mg
○カロチン:90μg
○ビタミンA効力:50IU
○ビタミンB1:0.10mg
○ビタミンB2:0.11mg
○ナイアシン:0.5mg
○ビタミンC:21mg


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