ペロリンの山形旬情報
【Vol.50】原木なめこ
(2015年10月23日)

今回は、山形県の「原木なめこ」について紹介するペロよ!

今月の旬な農産物

「原木なめこ」

山形県の菌床なめこの生産量は全国第2位、毎年3,000t以上を全国に出荷している。なめこおろし、なめこ汁…。なめこは味といい、食感(ぬめり・歯触り)といい、さらに可愛い形を含め、日本人好みの食べ物の1つ。

近年、広葉樹を利用して森の中で育てる「原木なめこ」の人気が高まっている。この原木なめこは天然に近い手法で栽培されるため、環境に敏感な菌は土地柄が変わるとなかなかうまく育たない。そのため、山形県北部に位置する最上地方の産地では、鳥海山系から天然の菌を採種し培養し広葉樹等の森の中で栽培する。収穫される「なめこ」は、色が濃く、ぬめりや歯ごたえがしっかりし、透明感があり、宝石のように輝いている。

  

 


旬な時期

「原木なめこ(晩生系)」の旬

9月から12月


レシピ

「原木なめこ」のおいしい食べ方

〈なんばんなめこ〉

●材料(4人分)

●作り方

  1. 酢を入れたお湯に、なめこと一口だいに切ったえのきたけを入れ、かき混ぜながらゆであげる。
  2. ゆであがったきのこをザルにとりあげる。※ぬめりがなくなるので水洗いはしない。
  3. 赤ピーマンは細かく切る。
  4. あらかじめ塩漬けしておいたしその実は、水で塩出しする。
  5. だし醤油を水で薄め、うまみ調味料、七味とうがらしで味をととのえ、(3)と(4)を加えて煮る。
  6. (5)が冷えたところで、(2)のゆであがったきのこを加えてかき混ぜ、器に盛りつける。

ペロリンの山形旬情報一覧へ→
おいしい山形
推進機構事務局