ペロリンの山形旬情報
【Vol.54】青こごみ
(2016年2月25日)

今回は、山形県の「青こごみ」について紹介するペロよ!

今月の旬な農産物

「青こごみ」

シダ類で最も美しいと言われている東北を代表する山菜の1つ「こごみ(クサソテツ)」。

アジア東部からヨーロッパ、北アメリカ東北部に分布する。

こごみは繁殖のために胞子を出すが、これだと新しい株ができるまで多くの年数がかかるため、根株からライナーと呼ばれるほふく茎を伸ばし、その先に新株を出して増えていく。これが10〜15cm位に伸びたところを摘みとり、鮮やかな緑色にゆで上げ食す。

こごみの栽培は、自生している根株から自家増殖した株を用いる場合と根株を購入して使う場合がある。いずれにしてもほとんど天然の味覚に近く、くるんと丸まった芽の中には、春の匂いがいっぱい詰め込まれている。


根株から顔を出したこごみの芽。
この後、5〜7日くらいで
収穫できるようになる。




 


旬な時期

「青こごみ」の旬

1月から4月


レシピ

「青こごみ」のおいしい食べ方

〈こごみのオムレツ〉

●材料

●作り方

  1. こごみは洗って水を切っておく。
  2. 約2リットルの水を沸騰させ、塩を入れる。
  3. 2にこごみを入れ、約2分間茹でる。
  4. 茹で上がったら手早く水に入れさます。
  5. 4をざるに揚げ水気を切る。
    フライパンに油をひき、溶き卵を流し入れる。塩、こしょうで味を調え、少し表面が乾いてきたら、こごみとミニトマトをきれいに飾り出来上がり。食べるときに、好みでケチャップかソースをかけていただく。
    ※温かいうちに食べられるよう手早く調理するとよいでしょう。

ペロリンの山形旬情報一覧へ→
おいしい山形
推進機構事務局