ペロリンの山形旬情報
【Vol.55】いちご(おとめ心)
(2016年3月25日)

今回は、山形県の「いちご(おとめ心)」について紹介するペロよ!

今月の旬な農産物

「いちご(おとめ心)」

三角錐のキュートな形、甘く爽やかな香り、昔も今も変わらぬ人気を誇る真っ赤な果実、いちご。

平成16年に山形県が14年かけて育成したオリジナル品種「おとめ心」が本格的にデビューした。山形県の庄内地方と村山地方で栽培される「おとめ心」は、香りが良く、甘みがあり、ほど良い酸味は、バランスのとれたいちごとして、市場から絶賛されている。

いちごは、野菜の中でビタミンCがトップレベルで、5〜6粒食べると1日に必要なビタミンCが摂取でき、美容と健康にとても良い野菜である。

ちなみに、いちごの赤い部分は、果実のようだが、そうではないことをご存じだろうか?本当は、外側についている種のようなつぶづぶの部分が果実。赤い部分は「花たく」といって、果実を保護するベッドの役割を果たす。


 


旬な時期

「いちご(おとめ心)」の旬

4月〜5月


生産地とその歴史

日本三大砂丘の一つの庄内砂丘(庄内地域)では、戦前からいちごの露地栽培が行われてきた。

また、村山地域でも古くから栽培が行われてきた。昭和40年代に入るとハウス栽培が盛んになり、近年、女性や高齢者でも軽労な高設栽培の導入や観光いちご園・直売所・観光と連携した新たな取組みが行われている。




その他の山形県オリジナル品種

夏秋いちごの「サマーティアラ」は6月〜11月中旬に生産される。
酸味と甘味のバランスがよく、品薄となる夏秋期にケーキ用として出荷される。



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