ペロリンの山形旬情報
【Vol.86】りんご
(2018年10月29日)

今回は、山形県の「りんご」について紹介するペロよ!


今月の旬な農産物

山形県産りんご「ふじ」

山形県のりんご生産量は全国第3位。主力品種の「ふじ」は、果肉の中にアメ色の蜜がたっぷりと入っており、食味の良さから、東京などの市場でも高い評価を受けています。


日本一の蜜入り「ふじ」

かつて「ふじ」の栽培は、外観や色づきを良くするため、果実を袋でおおうのが当たり前でした。しかし、一個一個袋をかけるのは手間がかかりすぎるため、1970年に山形県朝日町では全国に先駆け「無袋ふじ」の栽培に取り組みました。「袋が外れて育ったりんごを見ていて、無袋栽培もいけると思った」と当初から関わった生産者。その後、技術的な面についても地道な研究を進めていきました。こうしてできた「無袋ふじ」は、糖度が2度ほど上がって濃厚な食味となり、これまでにないおいしさのものになりました。


美味しいりんご「ふじ」の見分け方

果実の中の蜜は、収穫したあと、貯蔵している間に少しずつ減っていってしまいます。ぜひ、蜜のたっぷり入った「旬」の山形県産りんごをお召し上がりください。

まずは、りんごの「おしり」を見てみましょう。

  1. おしりが「あめ色(黄色っぽく透き通っている)」のりんごは、完熟したサインです。
  2. 同じ大きさのものでも、ずっしりと重いりんごのほうが蜜がたっぷり入っているといわれています。
  3. りんごは10キロで36〜40玉ほどで、大きさによって極端に味が変わることはありませんので、よほど小さいものでなければ大丈夫です。
  4. りんごの「つる」は、太くしっかりしているものを選びましょう。

〜りんごがおいしいこれからの季節、山形県産りんごを、ぜひご賞味ください。〜


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