ペロリンの山形旬情報
【Vol.93】やまがた地鶏
(2019年5月24日)

今回は、山形県の「やまがた地鶏」について紹介するペロよ!


今月の旬な農畜産物

「やまがた地鶏」

山形県というと、総称山形牛や米沢牛、そして各種銘柄豚肉等、牛肉や豚肉が有名です。その一方で、鶏肉についてはピンと来ない人がほとんどではないでしょうか?

でも、山形県にも牛肉や豚肉に負けない美味しい鶏肉がありますので御紹介します。


やまがた地鶏のルーツ

やまがた地鶏は、新庄市にある山形県畜産試験場で開発した肉用の鶏です。

赤笹系シャモと名古屋種を掛け合わせた父鶏と、肉質と肉量に優れた横斑(おうはん)プリマスロック種の母鶏を交配した三元交雑鶏として誕生しました。

父鶏に使用している赤笹系シャモは、鳥海山の麓にある自然豊かな遊佐町で、愛好家が長年大切に維持保存してきた貴重な鶏です。

また、シャモ、名古屋種、そして横斑(おうはん)プリマスロック種ともに、在来種であることから、やまがた地鶏は、在来種由来血液百分率が100%の地鶏です。


やまがた地鶏の飼育環境

現在、やまがた地鶏の生産者は約21名で、村山、最上、置賜、庄内の県内各地で飼育しています。

生産者は、共通の飼育マニュアルのもと、のびのびと自由に運動が出来る環境で、通常50日で出荷するブロイラーの倍以上となる120日間という長い時間をかけ、愛情を込めて1羽1羽丁寧に育てています。


やまがた地鶏のお肉の特徴

シャモは闘鶏用の鶏として知られていますが、そのお肉は、歯ごたえが良く、味にコクがあり肉質が良いという特徴があります。

やまがた地鶏は、このシャモの持つ旨さを受け継ぎ、噛むほどにうま味とコクが感じられる、歯ごたえと濃厚な味が特徴です。

調理方法としては、肉本来の味わいを活かすようなシンプルな味付けによる串焼きや網焼き、肉のうまみがとけだしたスープまで味わう水炊きやすき焼きといった鍋料理などもオススメです。




やまがた地鶏を食べる方法

やまがた地鶏を取り扱っている飲食店も沢山ありますので、それぞれのお店自慢のやまがた地鶏料理を是非ご賞味ください。

また、やまがた地鶏をPRするため、各種イベントにもやまがた地鶏の屋台が出店したり、期間限定でやまがた地鶏が味わえるフェアなども開催しておりますので、是非、足をお運びいただき、ご賞味ください。

【やまがた地鶏取扱い店舗】
▼詳細はこちら
http://yamagata.lin.gr.jp/
yzidorimise2661.pdf

【やまがた地鶏フェア】
5月10日(金)〜6月10日(月)
▼詳細はこちら
http://www.yamagata.nmai.org/
oishii/information/190515/
info.html

【やまがた地鶏屋台の出店(予定)】
「第8回日本一さくらんぼ祭り」
やまがた地鶏の屋台出店予定は6月22日(土)です。



山形の豊かな自然の中で、大切に育てられたやまがた地鶏、是非ご賞味ください。


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