ペロリンの山形旬情報
【Vol.95】すいか
(2019年7月25日)

今回は、山形県の「すいか」について紹介するペロよ!


今月の旬な農産物

「すいか」


「尾花沢すいか」の美味しさの秘密

「すいか」といえば、日本の夏の風物詩ですが、夏(8月)のすいかの生産量は、山形県が日本一です。山形県内では、尾花沢市や大石田町などの北村山地域が主な産地になっています。この地域は、盆地なので、お昼にいっぱいの太陽の光を浴びて気温が上がりますが、夜は涼しくなり、すいかの消耗が抑えられます。この昼と夜の温度差があるからこそ、すいかは甘く美味しくなります。


最新鋭のセンサーで一つ一つチェック!

平成28年に尾花沢市、平成29年には大石田町に、それぞれ最新鋭のすいか選果施設が整備されました。この選果場では、最新鋭の光センサーですいかの果実一つ一つの糖度を調べて、厳選されたすいかだけが出荷されています。




美味しいすいかの見分け方

山形県産のすいかは、どれも大変美味しいですが、特に、大きいすいかほど養分をたっぷりたくわえているのでより美味しいです。また、表面を軽く叩くと「ポンポン」と弾むような音がするすいかは、空洞がなく、中身が詰まっています。また、すいかも新鮮な方が香りもよくて美味しいので、つるの切り口が新鮮なものを選んだ方がよいでしょう。

購入後は、りんごやメロン、桃などの「エチレン」を発生する果物の近くに置くと鮮度が早く下がってしまうので注意してください。


すいかの栄養素

すいかの果実の95%は水分ですが、栄養素も豊富です。栄養素の中でも特にリコピンは100gあたり4〜11mgと、トマトよりも多く含まれています。リコピンの他にも、ビタミンA、B1、B2、C、カルシウム、リン、鉄、カリウムなどのミネラル類など、多くの栄養成分がバランスよく含まれています。


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