
ピンクミニティ

ルナ
試行錯誤を繰り返しながら、産地を確立
一つ一つの花は大きくないが、その形が豪華でアーティスティックなアルストロメリア。ヨーロッパで園芸品種が作られ、日本でも注目されるようになったのはこの30年ぐらいの間だ。
山形県では比較的早く、昭和50年代末に導入。未知の部分が多い中で試作、栽培技術の確立などを進め産地化を図った。「当初は失敗の繰り返しだったようです。ただ、将来伸びる花だと確信していました」とは、次に参入した生産者。後から始めたものの、品種の特性がなかなかつかめず、「去年と今年で違うものができたり、場所を移動して変わってしまったり。結局、自分で経験を積んで判断するのが確かなようです」と語る。
生産者を魅了する、栽培の難しさと美しさと
四季咲き品種と一季咲き品種があり、近年は四季咲き品種が主流で、栽培にはオランダなどで作られた株を空輸して使うケースが多い。全般に、日照を好みながらも高温を嫌う性質があり、また水も好むが、排水の良さも必要だ。「難しいですがこれをクリアすると、やめられなくなる、魅力ある花ですね」とも。
山形県産は、寒暖の差による花の色づきの良さが特徴だ。近年は地中冷却栽培など多様な作型を採用し、秋から初夏までほぼ周年出荷を実現。出荷量は全国第4位を誇っている。また毎年新しい品種が導入され、パーティーやディスプレー、ホームユースにと人気は高い。
★主な産地★
鶴岡市・酒田市・米沢市・南陽市・ほか
★花言葉★
持続、援助
★収穫時期★
9月〜6月

