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ペロリンの山形旬情報

ニジサクラ

2023年10月25日掲載

今日の旬な農林水産物

「ニジサクラ」

山形の豊かな恵みを受けて育ったブランド魚「ニジサクラ」が2023年4月に本格デビューしました。山形県の魚「サクラマス」と山形が日本での養殖発祥地の一つとされている「ニジマス」を交配させた、山形県初のご当地サーモンです。


開発の経緯

開発の経緯

山形ならではの付加価値の高い生食用大型マスを生産したいという生産者の想いから、山形県では2013年から山形らしいオリジナルのマスの研究を進め、「ニジサクラ」が開発されました。


山形生まれ山形育ち

山形生まれ山形育ち

「ニジサクラ」は山形の清らかで豊富な水を引き込んだ県内各地の養殖場で育てられます。自然豊かな環境の中、3年以上の歳月をかけて大切に育てられます。

内水面水産研究所の指導の下、「ニジサクラ生産・出荷マニュアル」に沿って、生産者同士が研鑽を重ねながら品質の向上に取り組んでいます。



生産から出荷まで

生産から出荷まで

1年目は、米沢市にある内水面水産研究所で卵の生産を行います。卵の生産ができるのは、内水面水産研究所のみです。その後、遊佐町の内水面水産センターで約15cmになるまで稚魚を育成します。

2年目は、県内各地の民間養殖場で養殖され、1kg以上になると出荷されます。


おいしさの理由

ニジサクラは、すべてメスです。成熟せず卵を持たないため、産卵に使うエネルギーがすべておいしさとなって凝縮されます。一生を通じて、淡水の養殖場で育てられるため、生で食べることができます。


おすすめの調理例

おすすめの調理例

鮮やかなサーモンピンクよりも濃いめの美しい身の色で、生食が可能なニジサクラ。マリネ、カルパッチョなどがおすすめです。加熱してもふんわりとやさしい身質なので、和食、洋食、中華といろんなアレンジでお楽しみいただけます。


ニジサクラが食べられる飲食店・生産・販売者

県では、「ニジサクラ」の消費拡大・認知度向上を図るため、「ニジサクラ」を使用した料理の提供を行う飲食店などを募集しています。

また、「ニジサクラ」の生産者・販売者の一覧も随時更新しています。

詳細については、山形県のHPをご覧ください。

▼山形ご当地サーモン「ニジサクラ」について | 山形県
https://www.pref.yamagata.jp/140033/nijisakura/nijisakuraindex.html


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